大亜真空の真空ホットプレスは、拡散接合・焼結の用途に対応できます。
金属・セラミックス・複合材料などの接合、
ターゲット材・ダイヤモンドブレード・セラミックス・各種電子材料用基板などの成形に活用されています。
プレス圧:0.2~3.0ton(φ120)
加圧方式:サーボモータープレス
加熱温度:400℃
プレス圧:3.0~30.0ton(φ150)
加圧方式:油圧プレス
加熱温度:1000℃
プレス圧:(0.6)~6.0ton(□140)
加圧方式:油圧プレス(2軸タイプ)
加熱温度:600℃
プレス圧:3.0~100.0ton(φ200)
加圧方式:油圧プレス(低圧/高圧切替)
加熱温度:1900℃
宮城県産業技術総合センター様では弊社の真空ホットプレスをご利用いただいています。
「有望ものづくり中小企業の取組事例紹介」にて、弊社のお客様(株式会社FJコンポジット様)が紹介されました。弊社の真空ホットプレスの紹介は1分56秒からです。
特長 | ■独自のチャンバ構造により、門型支柱のサイズダウンを図った省スペース設計 ■圧力精度に合わせて加圧方式(油圧プレス、サーボモータプレス)が選べます ■プレス面精度と独自技術による荷重分布が向上し、拡散接合にも最適です (新型補正機能) |
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用途 | 拡散接合、ダイヤモンドブレード、ターゲット材料 |
新型補正機能 | 従来方式では、微調整が必要でしたが、新たな方式により低圧領域における荷重分布がさらに向上しました |
カスタマイズ | ■急冷ユニットによるサイクル短縮 ■バーコードリーダなどのレシピ管理 ■大面積のための多軸プレス |
【カスタマイズ対応品:ご要望に合わせた様々なカタチをご提案します。】
カタログ(PDF)お客様が安心して装置を購入いただけるように、事前に実験を行っていただくサービスを提供しております。詳しくは実験サービスページをご覧ください。
実験サービス圧力(t) | 3 | 6 | 30 | 60 | 100 | 150 |
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プレス方式 | サーボモータ | 油圧 | 油圧 | 油圧 | 油圧 | 油圧 |
温度(℃) | 400 | 600 | 1,000 | 1,200 | 2,000 | 1,200 |
プレス面積 | φ80 | W140×D180 (1軸×2) |
φ150 | φ184 | φ150 | φ260 |
有効寸法 | φ100×H200 | □140×H280 (1軸あたり) |
φ150×H250 | φ184×H258 | φ200×H180 | φ300×H450 |
雰囲気 | 真空 | 真空、N2、Ar | 真空、N2 | 真空 | Ar | 真空 |
プレス圧 | □ 3t | □ 6t | □ 30t | □ 60t | □ 100t~150t |
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荷重方式 | □ 油圧 | □ サーボモータ | |||
軸数 | □ 1軸 | □ 2軸 | |||
押し方 | □ 上押し | □ 下押し | □ 上下押し | ||
モード切替 | □ 有(低圧/高圧) | □ 無 | |||
ヒータ | □ カーボン | □ メタル |
上記は一例です。ご要望に合わせてオーダーメイドいたしますのでお気軽にご相談ください。
メールでのお問合せ私たちがお伺いします。
リモート会議での打ち合わせも可能です。
お客様のご要望に応じて設計いたします。
アフターフォローで導入後もサポートします。
拡散接合(かくさんせつごう)は、金属やセラミックスやガラスなどの材料を高温で加圧することで、接合面における原子の拡散を促し、材料同士を接合する方法です。強度が高く、真空ホットプレスを使用することで酸化しない精密な接合が可能です。
●材料表面の準備
接合する材料の表面を平滑で清浄な状態に整えます。接合面が汚れていたり、酸化していると、接合が弱くなるため、慎重に処理します。
●高温と加圧
材料を高温に加熱しながら、一定の圧力をかけます。これにより、接合面の原子が活発に移動し、材料同士が原子レベルで結合します。
●冷却と結合
冷却後も接合部は一体化しており、強固な接合が実現します。
●強力な接合
拡散接合は、溶融を伴わずに材料を接合し、非常に強固な結合が得られます。
●異種材料の接合
同じ金属だけでなく金属とセラミックスなど、異なる材料の接合が可能です。
●高精度な接合
精密機器や部品の接合に適しており、非常に精密な部品の接合が行えます。
●酸化しない接合
真空ホットプレスによる接合は酸化防止に役立ちます。
半導体、原子力、航空宇宙産業、医療機器、エレクトロニクスなど。
拡散接合は、溶接やはんだ付けでは実現できない強度と精密さを求められる場合に有効な技術です。